Shiitake
原木椎茸の栽培はどのようにされているかご存知でしょうか?
私がこのHPを立ち上げたのは、両親が残してきたものをお伝えできたらと考えたためです。
私自身ずっと会社勤をしてきたため手伝い程度にしか作業をしていませんでした。
父母と一緒に過ごすようになりたくさんの新たな発見をしました。
日々天気を気にしながら作業をすることや刻々と変化している現代の自然との共存生活、泥や汗まみれになった後の達成感。
農業を取り巻く環境や資金面など大変な部分もたくさんあります。
そんな面も含めて国吉ファームの椎茸がどう栽培されているか、お伝えできればと思います。
植菌
原木(ホダ木)に駒(菌)をうち、直射日光の当たらない森林に1年半から2年ほど寝かし、菌を十分にホダ木に行き渡らせます。良いを椎茸を発生させるには、この原木と森林の環境も重要となります。
良い原木を入手する事も現在難しくなっています。
培養
植菌したホダ木はヨロイ伏せをし、直射日光の当たらない森林の中で菌が十分に行き渡るように2年ほど休ませます。
浸水・発生作業
椎茸は刺激と水分を得ることにより発生します。
24時間浸水をして刺激を加えることで発生を促します。
収穫
浸水から早いときには数日で発生が促され、しいたけが出てきます。
発生には水分と温度差が大切で、その時期の気候や環境により若干の発生タイミングが異なってきます。
それぞれの工程を適切なタイミングで行い、温度と湿度管理をしていく事で、肉厚で美味しい原木栽培ができるのです。